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20日厚生労働委員会:柳沢発言 [医療記事]

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20日の厚生労働委員会での、櫻井充議員(民主党)と柳沢大臣とのやりとりは一見の価値ありでしょうか。元医師の発言だけに、自分達の代弁者のような感じがして、つい応援したくなりました。 

 

時間外診療もお得意のネットワーク化ですか? 大臣

 

それにしても、この答弁で、今すぐどうのということはないでしょうから、自分の身は、自分で守るというスタンスで、わが身の処し方を慎重に考えて生きたい今日この頃です。 


http://db.kosonippon.org/statesman/statesman_info.php?id=1287  民主党 櫻井議員(前職 医師)

実際の動画はこちらから↓
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/library/reference.php?page=1&cd=1855&tx_mode=consider&sel_kaigi_code=0&dt_singi_date_s=2007-01-25&dt_singi_date_e=2007-03-23&tx_speaker=&sel_speaker_join=AND&tx_anken=&sel_anken

 

ほんの一部だけ文字起こしやってみました。 


17:54 櫻井議員
「なに、いってんでしょうねえ よくわかりません ペーパーにまとめて出してください。今の考え方が もうひとつもうしあげておきたいのが、 現状にあっているかどうかということです。たとえばね、われわれは、受けいれられるかどうか電話かかってきますよ。一般的に言うと。じゃあ、電話がかかってきて、この間、一時間くらい間があったとすると、これは労働時間じゃなくなるんですか?つまり、そういう電話を受けて準備しそれから、もうひとつ申し上げておきますが、患者さんを見たから、さあ寝ようかなんて、寝れませんよ。一般的に言うと。言っておきますけどね。二時間おきに患者さんが来られたら、ぼくらほとんど寝れませんよ。こんなもん。だからそう実態ちゃんとわかったうえでやってもらわないと、大臣ね、なんでこんなこというと

こんなことやったら、ほんと勤務医いなくなりますよ。これでいいんですか?このことを解決しないと、勤務医はまたどんどん減っていきますよ。それでいいんですか?

ちょっと大臣、ここは大事なことなので、大臣から御答弁していただきたいけれど。ここの整理は、いつになったらやってくれんですか?柳沢大臣が大臣の間にきちんとやってくださいよ。そのことをお約束いただけないですか。」

19:05 柳沢大臣
「まあ、あの~~、医師の当直は勤務時間に該当するか、しないのかというこれをまあ~、あの決めろと、こういことでございますけれども、櫻井委員があのいみじくも、ご自身のですねあるときとあるときまたちがうときの当直があのずいぶんちがうものになったといういうことに、まあ、おっしゃられておりまたけれども、やはり当直という言葉で、ええまあどちらかにするということが、まあ、可能かどうかほとんど、このまあ、労働基準局の書いてるものによるとですえね、これは、もう最高裁の判例から来てるわけですけれども、やはり、個別の判断によらざるを得ないとこういうふうになっているわけでございます。そこで、問題はですね、

ですから現在の当直あるいは救急医療をしている箇所の当直というものを、こうひとつ特定してですね、

ええこれはあの~、どうかと、あるいは、というようなことは場合によって可能かと思いますけれども、とにかく、今のこの判例から来たあの労働基準局の解釈ではですね、あの今言ったように、個別の状況によって、あの~、判断をするということになっております。ええ、少しは、しかしながら、現実のお医者さんの、まああの~、状況というものを私どもも、あのこれは、たまたま、厚生系統と労働系統が一緒になった役所にもなりましたので、あの研究をさせていただきます。いや検討させていただきます。」

21:02 櫻井議員
「まあ、よろしくお願いしますというしかなんでしょうね。でも、早急にやってください。これは、あの勤務医が不足していることそのもの自体、それからここのところはなんとかしなきゃいけないというのは、これ厚生労働省としてですね、認識はお持ちなんでしょうね? そこだけ確認しときたいですが、厚生労働省として、勤務医不足はなんとかしなきゃいけないとそう思われてんですか?」

21:29 柳沢大臣
「もう言うまでもなく、それは厳しく認識しております」

21:37 櫻井議員
「もう一点、その勤務医が辞めていってる原因が、何であるかは、これはもう、ちゃんと検討されてるんですね。そこの中に、

労働条件があまりにきびしすぎるからということが挙げられているということこと

も、これは厚生労働省は認識してるんですね。」

21:53 柳沢大臣
「それは、十分認識しているといわせていただいて、え~、あの~、いわせていただけるかと、いっいただけると思います。私ども、現実にあの労働時間も、労働時間というか、あ~このことについては、まあ、小池委員などから厳しく批判されたこともありますけれども、しかし、え~そういう批判は、ありつつもですねえ、やはりあの明らかにあの現在の労働時間は長いし、それからあの、なんていうか診療所のお医者さんに比べて、明らかにもう、長くなっている、え~、ということでございます。いずれにしても、勤務医の先生方の勤務条件というのが非常に厳しいという認識は十分持ってます。」

22:40 櫻井議員
「そうそるとそれに対する対策を次々うっていかないと改善しないってことですよね。だけど、ここ何年かみたときにですね、少なくとも私が国会議員になってからずっとみていてですね、良くなったとはひとつも思えませんよ。悪くなる一方ですよ。つまり、それだけのことを認識されていたとすれば、そして正しい対策が取られればですね、もっと改善してしかるべきであるのに、それが改善してこなくって、さらにどんどん勤務医が辞めていってるということは、厚生労働省としての分析が不十分かもしくは対応がきちんと取られていないってことなんだろうとそう思います。あの何を申し上げたいかというと、別に医者だから、医者の条件をよくしてくれといってるわけではなくて、地域医療が崩壊してしまうという、その危機感をもってるからこそですね、もうしあげてるだけの話です。そして、この激務によってですね、あまり、こういうことを申し上げたくはありませんが、医療事故につながっていくこともありうる。ですから、そういことを考えてくると、もう少しその労働者のですね、医者を労働者としてちゃんと見ていただいて、その労働条件が変わってこないとなんともならないと思っています。」

 コメント一覧
文字起こし大変お疲れ様でした!
桜井議員、素敵ですね。こういう方にぜひ頑張って欲しいです。
written by 春野ことり / 2007.03.25 21:38
ことり先生

コメント、トラックバックありがとうございました。
医師議員がもっともっと必要なのかもしれませんね。
written by なんちゃって救急医 / 2007.03.25 21:59

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怒ったゾ~ (天国へのビザ)
http://blog.m3.com/Visa/20070313/1


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